20年来の友人が結婚式を挙げました。
結婚式に出席出来れば1番良かったのですが、世間の情勢を考慮して残念ながら欠席。
代わりに祝電を用意しました。
祝電を用意したのは初めてだったのと、今後また何かしらの機会に贈ることもあるだろうと思い、備忘録的に記事にしておこうと思います。
どなた様かのお役に立てば幸いです。
結婚式の約48時間前
キャンセルが決まった結婚式の2日前の夜。
そうだ!!祝電!
急なことだったのと、自分は結婚披露宴を上げたことがなかったので、恥ずかしながら「祝電」が頭になく、「電報用意しなきゃ!でもどうすればいいんだ?」という状態からスタート。
そもそも電報とは?
電報は電話がなかった時代の通信手段の1つですが、メッセージを形にして届けることができるため、冠婚葬祭をはじめ様々な場面でギフトとして利用されています。
結婚式の祝電のマナーは?
急ぎ祝電の事を調べたときに参考にしたのはこちらのサイト
dmail.denpo-west.ne.jp
これによると
- 結婚式の祝電は当日の朝までに届くように手配するのが一般的
- ただし、午前中のお式の時は前日までに受け取れるか会場に確認する必要もあるかも
- お届け先は結婚式場ではなく披露宴会場
- 宛名は新郎新婦連名もしくはどちらか宛(入籍の有無に関わらず旧姓で)
- ちなみに祝電は結婚式披露宴に招待されていなくても贈って良い。
この時点で披露宴2日前の夜です。披露宴は明後日の夕方から。
披露宴の会場はホテルでしたので少し遅い時間でしたが、電報の受け取りは可能か電話で確認しました。
まずは明後日の朝までに祝電を届けてくれるサービスを探すところからです。
電報サービス
今回利用した祝電はこちら
www.ntt-east.co.jp
このサービスに決めた理由はこちら
- 当日の配達もしてくれる(←最重要)
- 携帯のキャリアがドコモなので、携帯料金と一緒に支払いができる
- 祝電の台紙や一緒に贈れるギフトの種類が豊富
あと今回は利用しませんでしたが、宛名を変えるだけで使える電報例文も約1,700種類あるようです。
時間がないときの決め手は明日中には会場に届く!
ただし、一緒に贈れるギフトは配達までの日にちが短いほど選べるものも減りますので早めに手配するに越したことはなさそうです。
祝電に必要なモノ
結婚式の祝電は披露宴会場に贈るものですので
- 披露宴会場の名称、住所、電話番号が必要
- 新郎新婦連名の宛名にする場合は漢字のミスがないよう正確に分かるもの
ということで、「結婚式の招待状」が手元にあると入力が簡単です。
宛名に関しては新郎様とこの時点では面識がなかったので、新婦宛てに送りました。
連名で送ると新郎の控室に届いてしまうことがあり、新婦が気がつかない場合があるようです。
結婚の祝電は基本的に旧姓で送ります。
祝電のメッセージの内容
各電報サービスには宛名を変えるだけで使えるメッセージ例文がついています。
会社の人の祝電や、文章を考える時間がない場合にはこの例文を利用してみるのもいいかもしれません。が、今回は小学校からの20年来の友人です。
時間はなくとも「自分の言葉で伝えなくては祝電の意味がない」と思いほぼ徹夜で一晩頭をひねりました。
祝電の特徴としては、
- 短いメッセージ(字数が増えるほど料金も増える)
- 堅くなり過ぎず、くだけた内容もOK
- 披露宴で読み上げられる(かもしれない)
以上のことを頭に入れて考える必要があります。
ちなみに「冗談も交えつつ、ちょっとオーバーでクサいくらいの表現」のほうが好まれるようです。
ネットにある秀逸な例文読むと、
- 相手との思い出話を盛り込む
- すばりひと言で湧かせて祝福する
- 新郎新婦の人柄を立てる
- 会場を巻き込む
などの内容があるようです。
が、「泣かせにいこう」とか「会場での話題をかっさらおう」など爪痕を残そうとは考えないほうがいいと思う。
というのも、狙うと高確率でスベるからです。
特に私の場合。
自分の気持ちが自分なりに表現できていると納得できる、気持ちを込めた言葉ならきっと相手にも伝わります。
祝電は披露宴に華を添えるもの。
祝福の気持ちが伝われば十分かと思います。
申し込み後
メッセージを書き、申し込みを完了させた後は配達完了の電話を受け取って終了です。
結局メッセージを考えるのに時間を使い、申し込みが完了したのは披露宴前日の早朝になったのですがその日の午後には配達完了の電話が来ました。
祝電を送ったことは、新郎新婦には伝えなくてもいいです。
誰から祝電が届いたのか当日確認するのも楽しみのひとつだそう。
後日談
後日新婦含め、結婚式に参列した友人たちとオンラインご飯会を開催しました。
私の送った祝電は無事新婦の手に届き、披露宴で読み上げられたそうです。
ちょっと照れくさいですが、好評だったようでほっとしました。
この時に送った祝電が親友夫婦の新居のリビングに飾られているのを見せてくれました。
本当にうれしそうに、飾ってあるのを見せてくれて贈ってよかったと思いました。
何食わぬ顔してましたが、電報の文面は徹夜で必死で考えたのでホントに良かった。
後日反省したこと
そしてちょっと反省したエピソードが・・。
友人代表のスピーチをしたのも、同じく小学校からの付き合いのある友人なのですが、当日披露された私の祝電とスピーチの内容が一部被ってしまったらしい!
参列できないため祝電を送るという話はしていたものの、内容までは確認していませんでした。
祝電が披露されたのはスピーチの直前だったそうで、その場での修正はできなかったようです。
それを聞いて「しまった・・・。」と思いました。
スピーチをする人と内容を確認しておいたほうが、当日焦らせずに済んだかもしれません。
急な欠席をした時の対応
急な欠席に関しては「仕方ないから気にしなくてもいい」と言ってくれて、引き出物も後日郵送で送ってくれました。
本当に急な欠席となり、迷惑をかけてしまいました。
祝電も送りましたが、ご祝儀などは本来わたす予定だった額をメッセージカードとともに全額郵送いたしました。
主催者側の負担になるので、1度参加するとした後にキャンセルが決まったら出来るだけ早く連絡するべきかと思います。
まとめ
親しい友人ほどメールやLINEで簡単に祝福の言葉を送ることは出来ますが、人生の門出になるような晴れの日にはちょっと特別な形でメッセージを送ると思い出にもカタチにも残ります。
普段照れ臭くていえない言葉も送れるし、いい文化だと思うんですが…、最近電報サービスって減ってきてるみたい。
私はまた何かの折に利用したい。
あと、今度は家を建てるらしいので、今度こそ直接おめでとうを言いたい。