仕事を辞めたくなったら部屋に物が増えた
一人暮らしを始めた頃、ミニマリストに憧れていた時がありまして。
その頃私の部屋はとてもガランとしてました。
物が少なくて、帰ってくるとなんだか肩の荷がふっと降りていくような、風通しの良いお部屋。
その頃の部屋を私はとても気に入っていました。
ですが、ここ数年色々バタバタしてしまい、お部屋は荷物でミチミチに。
で、時間を見つけては色々手放しているんですが、なんだか片付かない。
かつてのガランとした部屋に戻らない。
いったいどうして。
それがなんでか色々考えました。
あ、単純に家具が増えたんだわ
そう、家具が増えた。
具体的に何が増えたかというと机です。しかも2つ。
最初に奥行き45センチくらいの折り畳みデスクと無印の折り畳みデスクをL字に組んでデスクスペースを増設しました。
入居した当初は予定していなかったスペースを無理やり増設したので、他の家具がはじに寄せられ部屋の家具密度が上がってミチミチに。
そして更に圧倒的に増えたもの、それは本。
小説とかエッセイも好きですけど、私の部屋に無限増殖しているのは資格の参考書。
ダンボールでいうと二箱みっちみち。
どうしてこうなったのかというと、話はコロナが世に広まる直前に遡る。
職場でちょっと人間関係のトラブルがありまして、かなり本気でもうこんな職場やめたい!って思ったことがあったんですよ。
辞めてやる!って思ったんです。
でも、辞められなかった。
なんでかっていうと、その時点でこの職場を離れて新しい職場に移る際、私はこれが出来ると胸張って言えるスキルがなかったから。
辞めたい、でも今のままじゃ辞めても先がない。
そこで考えたことが
- 他の職場でも使えるスキルを身につける
- 収入が減っても大丈夫なように副業する
でした。
この時は今の職種じゃなくてもいい、とにかく仕事に繋がるスキルを身につけないといけないと思っていました。
で、この頃受けた資格検定が
ちなみにこの他にも
- WEBデザイン検定?だったっけ?
- ME2種
- ファイナンシャルプランナー3級
- ITパスポート
- 日商簿記
などが当時の取りたい資格リストにありました。
うーん、正直今思うと「本当に役立つのかそれ」とツッコミたくなるようなラインナップです。
で、副業はWEBライティングをしてみようかと思い初代ブログを開設。
とにかく自信がなかったんです。
社会人としての基本的なスキルも私、大丈夫?って思ってました。
資格検定は途中コロナで何回か中止に見舞われましたが、そんなに難しいモノは無いのでコツコツと順調に取得して行きました。
初代ブログの結果はこの記事の通り。
hetappinonichijo.hatenablog.com
とにかく焦りからくる行動だったので一貫性はなく、手当たり次第出来ることを。
自信が無い時、私は自信の無さを補える本を買いがちです。
取ろうとしてた資格関連本が日に日に増えていく。
実際勉強したものもあるし、買って不安を紛らわせただけの本もあります。
辞めたいと思ってから約2年、ひたすらもがいて迷走を重ね、とりあえず今の職種でスキルアップするのが1番コスパがいいということに気が付きました。
何でもやればいいってもんでもなかった。
その為、現在の優先順位は
ということに落ち着きました。
1は先日受けた仕事の試験。
2は必須じゃないけどプラスになるもの。
3は今楽しんでる趣味のカメラやこのブログ。
とりあえずやりたいことをこんな感じでカテゴライズしたら、焦りでゴチャゴチャだった頭の中はだいぶシンプルに。
そして部屋を圧迫している本達の選別もこれに準じて。
とりあえず今後手に取ることはないと思われる不安を紛らわせるための資格関連の本は手放すことにしました。
部屋の乱れは心の乱れ。
ただ私にとっては一応必要な乱れだったと思ってはいます。
辞めてやる!という強い反乱が無ければ色々挑戦する気持ちも生まれなかっただろうし。
しかし、乱れたあとに再度整えるのは意外と大変。
机達には今後も活躍してもらう予定なので、部屋は今後も家具の密度が高め。
なにか使いやすい動線の工夫をしなくてはいけませんね。