しばらく勉強ブログにしようとか言ってたくせに最近全然違う話です、ごめんなさい。
私あがり症なんです。人前が死ぬほど苦手。
たくさんの人の注目を浴びると思うと脚も声も震えるし、顔は明らかに引き攣る。
スピーチとか発表の類は全力で裏方に徹しています。
ひっそりとその他大勢で居たい。
自己顕示欲はしっかりあるくせに、大勢の注目は苦手なんです。内弁慶すぎる。
そんな感じなので、自分から前へ前へ出ていくことは避けて生きてきました。目立たないことこそ正義。
このまま空気で居ようかと思っていたはずなのに。
何を思ったかある日突然、そんなこと言ってられないブログの世界に飛び込んでみてしまいました。
当たり前のように其処彼処で言われてますけど、月間1万PVって恐ろしくないですか。
月に1万の目が自分のブログを見てるってことでは。
井の中で怯えていた蛙、大海の目を意識する。
はてなブログのオススメブログの新着砲どころの騒ぎじゃない。
ブログを運営するならPVを増やしてなんぼだし、自分も確かにアクセス数とか意識して増えたら嬉しいと思っていたけど。
でも1日300PV(まだなったことないけど)とかなったら結構ビビると思う。
そう、ビビる
私は読んで欲しい、読者になって欲しいと思うと同時に、そんなにこのブログのこと見ないでって無意識に思ってた気がする。
人目を集めることにそもそもビビっていた。
PV増えてほしいけど増えてほしくない。
じゃあなんで、毎日ブログを書くようになったのか。
書いてもそんなにたくさん読まれること自体が難しいことが分かったというのもあるんですが、長田杏奈さんの「美容は自尊心の筋トレ」という本にSNSは人目を気にしないための壁打ちという話がけっこうしっくり来まして。
簡単に人の顔色を伺ったり、忖度して小手先で自分を変えようとしてはいけない。架空の世間の顔色を伺わない小さな繰り返しが、実生活で意見を発し好きなものを好きと言って自己表現する反射神経や胆力を鍛える練習になる。
中略
人からどう見られるかより、自分が世界をどう見てどう捉え何をするかに集中しよう。SNSでの自主練はやがてあなたのリアルをも解き放ち、その自由な気風は周囲にも伝播するだろう。
私今まで自分の好きなことがあっても周りの顔色をみて、好きって言えなかったこと結構たくさんあったなぁと思って。
ブログで自分の好きなことを自分の言葉で記事にするようになって、私自身の考え方が結構明確になったと思います。それもあって毎日ブログ書いてる。
このブログは書きたいことを書いている心のパーソナルスペースみたいな感覚があったんですけど、人目を気にしすぎてビビっている私には自己表現の練習になってたのかもしれない。
今までマイナスだった自己肯定感もブログを書くようになってからちょっと向上してきたし、今までは自分の短所だと思っていたことも実はチャームポイントだったんじゃないかとひっそりと思えるようになりました。
壁打ちの効果は確かにあった。
これであがり症もなくなればもうブログ様様なんですけど、流石にそこまで上手くはいかない。
今回出てきた長田杏奈さんの「美容は自尊心の筋トレ」ちょっとドキッとしたり、心に刺さったりすることも沢山あるのでオススメ。