先日オンライン女子会にて。
最近買った雑貨の話になった。私の最近のお気に入りは月のライト。スイッチを入れると満月のようにほわっと光る。
あと星型のLEDのガーランド?っていうのかな。間接照明を工夫して、リラックスできる空間を作るのがマイブーム。
それをzoomで見せたところ、チクリとひと言。
「仕事が本当に大変だったらそんなことにまで気を回せないよ」
はい?
カメラも自分の集めた雑貨たちも私にとっては私の心の元気を回復するための、かいふくのくすり。
だからとても心外だった。大変に思うことが多いからこそ、自分に元気を与えられるものが必要だと思っていたから。
部屋も身なりもボロボロになってなってないと頑張りは認められないの?
倒れるまで頑張ることがいいことなのか?他に何もやる気力がなくなるまで自分を追い詰めると偉いのか?
自分の中の答えはNO。間違いなくNO。
NOなのに咄嗟にどんな言葉を返していいのかわからなくて「私だって結構大変なこともあるよ」と小さくつぶやくだけになってしまった。
これにはもやもやした。この時はうまく言葉にならなかったけど、ずっと心の中にどんよりと居座っていた。
でも最近わかった。かいふくのくすりの使いどころが違うだけなんだと思う。
私の場合はライフポイントが0になったら瀕死、10だとレッドゾーン、30だとイエローゾーン、それ以上だとまあ元気。
こんな感じで自分の状態をなるべく把握して、10以下には下がらないように死守している。そのためイエローゾーンになったらとにかく自分にかいふくのくすりを使って元気な状態になるようにコントロールしている。
友人の場合はおそらく0になるギリギリを攻めている。1とか2くらいになってようやくかいふくのくすりを使うタイプなのかもしれない。
そこまで頑張れることもすごいことだと思う。
そこから一気に回復できるならいいのかもしれない。友人は回復できるタイプなのかもしれない。
でも私には多分無理だな。
そもそも今年に入ってストレスで逆流性食道炎やっているので、レッドゾーンのヤバさは自分でも実感している。
元気がなきゃ何にもできない。頑張りたいならまずは元気でいなきゃいけない。
そのためにも、やばくなってから回復を待つよりやばくならないようにコントロールしていく方が重要かな。
あと、そこまでヤバくないのに、かいふくのくすりを使うのが甘えだとも思わない。ギリギリを攻めるのはコントロール不能になるリスクもある。自分でどう戦略を立てて何を選択するのか。その軸になる自分の意見はきちんと持っておきたい。
ゲームなら瀕死の状態からでも回復できる魔法はあるけど、現実にはそんな都合のいいものはない。
頑張ることが自分を苦しめることのないようにコントロールする。
自分の機嫌は自分でとる。
友人との会話は、「あんたなんて全然頑張ってないのよ」と言われてようで本当はちょっと悔しかったけど、自分の調子をコントロールしていくことの重要性を再確認できたからまあ、良しとしよう。
今度同じ会話になったら、「それはスタンスが違うだけだよ」とやんわりかわしたい。