hetappinonichijo.hatenablog.com
前にこの記事でぼやいたんですが、文章の世界に読者を引っ張ってくるにはエッセイの形を借りるのが良いんじゃないかと思っていたのです。
エッセイ集って読んでて面白いし。
日頃の経験をエッセイに昇華出来たら、しんどい思いしても吐き出すことができるんじゃないかしら?
面白くもない毎日を面白く。
そうは思ったものの、これまでエッセイを書いた経験は私には無い。
いや、エッセイと呼ばれる文章は好きでたくさん読んでは来たし。大丈夫、書ける書ける。
そんな軽い姿勢でいざキーボードに向かえば何も書けない。
そもそも何をもってエッセイというんだろう?
読んだことはあっても、それがどういう成り立ちなのか実は全然知らない。
ということで、どうせ書くなら面白い書き方を身につけたい、文章力を手に入れたい、という野心のもと文章研究をひっそりとやっています。
独学自力の方法なので、効果のほどは全く保証出来ませんが、色々発見はあったので、一個人が試してみた方法として記録しときます。
エッセイとは?
エッセイとは、自分の体験を基に、感情の動きや、その考えにいたった背景など、自分の心を深く掘り下げて文章として表現したもののことらしいです。ブログ向きじゃんね。
ちなみに形式は自由。
つまり私の普段のブログ記事もエッセイだ!と主張すればエッセイになりうるということです。
ただし形式は自由といっても、面白いエッセイはただ書き殴っただけの文章ではないだろう。
自分にも取り込めるエッセンスがないかな?
それで以下の方法で、エッセイのエッセンスの抽出を試みました。
文章の研究方法
写経がいいらしいので
文章上達には写経と呼ばれる文章をそのまま書き写す方法が効果的らしいです。(もものみ調べ)
本当は手書きで書き写していくのが良いらしいのですが、手書きは時間がかかるのでiPadのgood note5を使って文章をキーボードで打ち込み写経。構成や気づいたことをペンシルでメモ書きするというスタイルでやってみました。
iPadならgood note5とWeb上のエッセイをSplit Viewで同時に画面に表示できるので打ち込みやすくて便利。
教材にしたのはエッセイコンテストの受賞作とか、自分の好きな作家さんのエッセイとか、好きなブロガーさんの記事とかです。
自分の目的と好みに合っていればなんでもいいと思う。
気がついたこと
まだまだではあるけど、今の時点での気づき。
- ①導入エピソード→②自分の体験→③そこからくる考え、思い→④この文章で言いたいこと。これがざっくり王道の流れかな。
- 私の場合、②③だけで書き始めて④を最初に決めてないことが多い。
- ④がないのでいつもオチに困ってる。で、だから何を言いたいの?みたいな文章。
- ①で徐々に盛り上げて②③④を引き立てる。
- 全体を通して感情表現や描写が豊かで、文章の解像度が高い。
まとめ
こうしてみると、「基本じゃーん」と思うかもしれません。プロのライターさんの文章読んで「案外ふつー」「私にも書けそう」なんて思ったことありませんか?
私にはある、恥ずかしながら。
自分が実際書いてみると難しさを実感します。
難しさを感じさせない滑らかさが良い文章なのかもしれません。
ちなみに私は全然まだまだです。私の文章は参考にはしないでいただきたい。
分かると出来るは違うもの。
初心者ですが、精進しようと思います。