無駄で非効率的だけど大事なものが個性かもしれない。
DNAにはエキソンとイントロンがある。
いわゆる遺伝子になるのはエキソンで、イントロンはスプライシングによって切り捨てられてしまう。
生きていくのに必要なのはエキソンで、イントロンは不要な部分。
じゃあなんでこんな不要な部分があるのか・・・。
これにはどうやら諸説あるようで、その一つに生きてくのに必要なみんなに共通しているところをエキソン、それ以外の個性を司るのがイントロンという説がある。らしい。真偽はわからん。
真偽はわからんけど、一見無駄に見える、非効率的に見える部分がその人の個性になっているという話がなんか好き。
生きていくのに必須ではないけど、自分が選んだ好きなものや、一見無駄で非効率的だけど、手をかけてしまうことが自分の個性になっている。
月のベッドライト。
お気に入りのマグカップ。
好きな香りのアロマキャンドル。
疲れのとれる入浴剤。
心の落ち着く紅茶。
カフェで飲むカフェオレ。
かわいい柄のマスキングテープ。
くるみカラーが気に入っているポストイット。
渋い色合いのカラーペン。
ストロークが気に入っている外付けのキーボード。
収益化してないけど好きなことを書くブログ。
仕事に繋がるかはわからないけど興味のあることの勉強。
・・・
お金や時間の節約や、ミニマリストを目指したら断捨離されてしまいそうなモノたちですが、持っていると気持ちが上がるモノたち。
こういうのもイントロンと一緒で私の個性になるところなのかもしれません。
何が言いたいのかっていうと、生命の設計図と言われるDNAにだって実用的に必要じゃない部分があるんだから、あんまり使ってなくても自分にとって大切なモノなら持っていてもいいんだよねっていうことです。
捨てる決意ができないモノたちが多すぎて、なかなか部屋が片付かない問題を前にふとそんなことを考えました。
さて、重い腰をあげて片付けを再開するかー。