下手の横好き日常log

今を楽しみながら生きていく

気になるのはカメラより写真。

カメラのスペック表がさっぱりわからない。

これがコンプレックスだった。

カメラが好きといえばカメラの性能にも精通していないといけないような気持ちになっていた。

 

しかし残念なことに、私はカメラのメカとしての側面にあんまり興味が湧かなかった。

経験が足りないのももちろんだけど、そのステキな機能は撮った写真にどう反映されるのかイメージできない。

私にとっては撮れた写真がカメラの全てという感覚。出来上がりの写真の違いがイメージ出来ないとイマイチ購買意欲も湧かない。

 

だからこのカメラはこんなところがいい、とかこの機能に優れていると言葉で言われてもいまいちピンとこなかった。

 

最初の1台を買った時も直感と勢いだけだったし。

自分のカメラの特徴を聞かれても、初心者に優しくてお手頃で持ち運びやすいところというところしか出てこない。

もちろん写真の楽しさを教えてくれた大好きな相棒ではあるけど、カメラとしての特徴がどう写真に反映されているのかしっかり解っているわけじゃなかったりする。

 

フルサイズのカメラの方が広角に撮れるというのでフルサイズカメラも使ってみたい欲はある。

しかしじゃあフルサイズカメラならどれがいい?と聞かれても、SONYのα7Ⅲならみんな良いって言ってるし、それでいいのかもなくらいだった。

 

スペックを比較して、自分に合うカメラを探すのが辛かった。だってわからないんだもん。

 

そんなんなので、フルサイズに興味はあっても新しいカメラの購入にはまっったく前向きにならなかった。

高額なお金を出しても欲しいと思えるときめきが枯渇していた。

私のカメラ沼は乾涸びていて沈めない。

 

が、最近心を鷲掴みにされるカメラメーカーに出会ってしまった。

 

それがFUJIFILM

ネットで写真を見て、これが撮って出しだということに驚いた。

現像しなくても色合いのなんと美しいことか。

フィルムスタイルで撮れる機能が搭載されているのもまたいい。このフィルムっぽい雰囲気で桜のスナップとかしたら絶対楽しいはず。

 

高性能なオートフォーカスよりも、大きなセンサーよりもこの色味で写真が撮りたい。

 

我ながら超単純だと思うよ。でも明らかに撮れた写真が違うんだもの。

 

恋に落ちるとはこんな感じだっけ。お久しぶりだね、ときめきさん。

そうなるともはや、FUJIFILM富士フィルムではなくちょっとレトロな富士フイルムであるというところさえもきゅんときてしまう。

 

ああ、重症だ。自覚はある。

 

しかし、残念なことにFUJIFILMにはフルサイズセンサーのカメラがない。ずっとフルサイズデビューしたいと思ってたのに。

 

FUJIFILMにしたらAPS-Cが2台になっちゃう。

色味しか違いがないかもしれない。

側から見たらフルサイズ買う方が賢い買い物かもしれない。

 

でも自分の好きなものを選ぶときに、周りの人の評判が良いものと自分の直感がいいと思うものだったら、自分の直感の方が後悔は少ない気がする。

 

でも高価な買い物なんだよなぁ。

私だってサラリーマン。

撮れる写真の幅を広げるならフルサイズ・・・。

いやでもFUJIFILMいいなああああああああ。

 

ううううううう。

ときめきを取り戻したカメラ沼にズブズブと沈み始めている。

まだもう少しもだもだと悩もうと思う。

 

この悩んでる時間も楽しいから、重症もいいところだ。

 

そんなこんなに悩みながら昨日はさっそく勉強ルール破って30分だけ勉強しておやすみ。

 

頑張って無事試験終わったら、カメラ買おうかな。