この記事は、当ブログ管理人もものみが生まれて初めてミラーレス一眼カメラを手に入れてからの半年間の変化の記録です。
写真沼にずぶずぶと沈んでいく様を、記録に残したくてこの記事を書いてます。
写真にハマると生活もメンタルもずいぶん変化するもの。
これから写真を始めようとしている方も、そうでない方も、写真沼にハマるとどうなるのか、観察記録を読むような気持ちで見ていただければと思います。
初めてのミラーレス一眼カメラ
最初の相棒はCanon
最初に購入したカメラはCanon EOS Kiss M2のダブルレンズキット。
これを選んだのは、値段と軽さと使いやすさと、あとは直感です。
大した理由はありません。
というより、大した理由を語れるほど写真のことも、カメラのこともわからなかったです。
楽しそうだからカメラを始めてみたい。
↓
どのカメラがいいのかわからない。
↓
Canonのエントリーモデルならハズレは無いだろう。
EOS Kiss M2なら新型で小型だし、使いやすそうだし、新品で買える値段だし。
という感じでこのカメラになりました。
カメラとの半年間
初めての一枚は紫陽花
正真正銘の初めての一枚。
この時はこの何の変哲もない一枚で大満足だったなぁ。
一眼カメラってこんなにキレイに撮れるんだーと大喜び。
実際はカメラに搭載されたインテリジェンスモード(自動でいい感じに撮ってくれるモード)でただシャッターを押しているだけなんですけどね。
F値のいじり方もホワイトバランスも露出の変え方も何にも分かっていない、ゼロからのスタートでした。
1ヶ月目 季節は夏、何を撮ればいい?
時は2021年7月
この頃はコロナ患者が増え、世間はオリンピックに賛否両論のピリついた空気でしたね。
それでもいつまでも過度な自粛を続けることはできず、感染対策をして人の少ない公園などにお出かけをしていました。
ちなみに撮っていたのはそこら辺の草とか花とか。
元々スマホの写真をたくさん取るタイプではなかったので、写真の良し悪しなんてちっとも分からず、ちょっとボケればいい写真とかいう感覚でした。
本当に被写体に困ってたんだなっていう写真がたくさん。
夏の季節、意外と何を撮ったらいいのかわからなかったので、カメラ持ってそこらへんを散歩。
カメラに夢中でしゃがんでいたら、熱中症かと心配されて声をかけられたり。
あの時声を掛けてくれた女子高生さん、ありがとう。
気まずい思いさせてごめんね、その優しさ大事にして。
夏雲を撮りたかったけど、空にレンズ向けると白飛びしてしまい、上手くいかず。
ちゃんと調べると、カメラが自動で明るさを調整してくれるモードだと空の明るさに合わせて明るく調整してくれるので、白く飛ぶらしい。
この頃は自動モードでも今までよりはいい写真が撮れていたのでなんとなく撮っているだけでしたが、撮りたいものに合わせた設定をする重要性に気がつき始めます。
入門用の本買って各モード、設定はどういう意味なのかを頭に入れて、実際に撮ってみるを繰り返す、トライアンドエラーでした。
そして未だにエラーを繰り返してます。
2ヶ月目 被写体探してお出かけが増える
8月 散々揉めたオリンピックは開催し、コロナ患者はこの上なく増えてしまいましたね。
そしてお盆の大雨。人生2回目の大雨特別警報に見舞われて、緊迫した月でした。
この頃も近所にお出かけして写真を撮っていましたが、被写体はもっぱらお花とか、木のみとか。
風景というよりも対物写真ばっかり。
ボケてる写真がいい写真という、謎の先入観でボケフォトばっかり量産していました。
この辺りで、キットレンズの単焦点レンズを使ってみます。
F値を下げると確かにめっちゃボケる!
そして明るくなる!
背景ふわふわボケボケかわいい!
最初は違う世界を見るようで楽しかったです。
でも、
背景をボカせると全然違うシュチュエーションなのに、みんな同じような雰囲気になってしまう・・・。
この2枚も全然違うところで撮ってるのに。
画角も変えられないので、撮る写真撮る写真全部似たり寄ったり。
うーん、飽きるよね!
ということで単焦点レンズ熱はひと月で一旦冷めました。
3ヶ月目 季節が変わり被写体が増える
9月 コロナは相変わらずでしたが、コスモスや稲穂が綺麗なシーズンがやってきました。
撮ってみたい対象が増えたことのワクワク感。
カメラの設定も分かってきてMモードでもいい感じの露出ができるようになったり。
ちょっとカメラにも慣れてきたし!
ということで、ここでキットレンズ以外の中望遠レンズを購入しました。
これがまた楽しい!
焦点距離が18-150は世界が違いますね!
正直レンズキットにしなくてもこのレンズあれば大体のものは問題なく撮影できる気がします。
しかし、相変わらず撮る写真は接写ばっかり。
撮るものが違うだけで、全部似たような写真なんですよね。
4ヶ月目 カメラにちょっと疲れ始める
10月 この頃はコロナウイルスは謎の収束となり、お出かけの自由度が増します。
しかし、元々はインドア派のもものみです。
毎週毎週お出かけし続けると疲れるよね・・・。
ということで、カメラ熱が一旦下がってゆったりした生活に戻りました。
撮影には出かけませんでしたが、この頃現像というものを知ります。
本格的な現像ソフトの購入はしていませんでしたが、iPhoneの無料版のLightroomを使って現像の雰囲気を楽しんでました。
現像ってすごいよね。
パッとしない写真がめっちゃいい感じに輝く。
これが
こうなる。
現像すごい!
でも元の写真の構図がイマイチだと結局イマイチのまま。
接写ばっかり撮ってないで本格的な風景を撮りたい!
これが沼への一歩です、多分。
5ヶ月目 紅葉シーズン到来!
11月とうとう紅葉シーズンが到来しました。
コロナも謎の収束。
感染対策してればもうどこへ行っても後ろめたくない空気になりましたね。
もうね、どこを撮っても絵になるシーズンですよ。
毎週のように紅葉ポイントへ出掛けていました。
紅葉は葉っぱだけじゃなくて、紅葉している風景がいいんですよね。
紅葉と雰囲気があるお寺とか、紅葉と川とか。
紅葉を副題に何かを取る方が写真としては面白いんじゃないのかということに気がつきます。
でも、これがまた難しい。
全然思い通りの写真になりませんでした。
インスタグラムの紅葉の写真はとっても迫力がある紅葉の風景ばかり。
私と何が違うのかしら。
ファインダーを覗くのも、シャッターを切るのも楽しいんですけど、今までと同じ写真じゃ満足できない。
もっとカッコいい写真が撮りたい。
そんなわけでここから作品としての写真の研究が始まります。
6ヶ月目 風景写真の構図を研究
12月現在。日も短くなり、夜のイベントが増えました。
コロナも一旦落ち着いて、このままでいてくれたらと祈るばかり。
かっこいい写真が撮りたく、本やらYouTubeやらブログやらで構図の研究をしてます。
主題副題をはっきりさせる、前景をいれて奥行きを意識する。
色々試してみてますが、思い描いた最高の1枚には程遠く…。
上手くいきそうで、上手くいかない。
なんとももどかしく楽しいカメラライフです。
一眼カメラを始めたことによるメリット・デメリット
カメラが趣味になってわかった良い点、悪い点。
参考までに。
メリット
メリットは今のところこれに限る。
メッッチャ楽しい!!!
夢中になれることがあると毎日が楽しいです。
仕事がしんどくても頑張れる気がするもの。
カメラに限らず、夢中になれる趣味は人生を輝かせます。
夏の暑い日に被写体探してお出かけしたり、冬の夜に写真撮りにでかけたり。
もともとインドアだったのが信じられないくらい、アクティブにお出かけしてます。
楽しいは正義。
デメリット
まあ、お金がかかることですね。
追加のレンズも併せて、今のところ機材に20万以上かかってますもの。
これでも全然安い方だっていうのが、カメラ沼、機材沼の恐ろしいところです。
10万円は大金だったはずなのに、レンズで、カメラで10万円代なら安い方っていう感覚に浸ってしまったのも恐ろしい。
でも楽しければ実質無料…。
この金銭感覚のバグは明らかなデメリットかも。
カメラを始めてからの内面の変化
カメラを始めてから私自身の内面も変化したような気がします。
この記事は長くなっちゃったので、これに関しては別の記事で。
まとめ
思いつき、興味本位で始めた一眼カメラでしたが、気がつけば半年ですっかりハマってしまいました。
夢中になれる趣味があるっていいですね。
簡単に出来そうな気がするけど、なかなか上手くいかないっていうのも沼ポイントな気がします。
何か新しい趣味を見つけたい方、カメラいいですよ。
もものみでした。